こんにちは!今回は、BBC micro:bit(マイクロビット)をこのブログでおすすめしているMicrosoft MakeCodeという開発環境に接続する方法を詳しく解説します。
前回の記事では、micro:bit(マイクロビット)の開発環境としてMakeCodeが最適であることをお伝えしました。今回は、Windows PCを使ってMakeCodeとmicro:bit(マイクロビット)を接続する具体的な手順をご紹介します。
初心者でも分かりやすいように、一つ一つのステップを細かく説明していきますので、安心してくださいね!
※今回はWindows PC+Google Cromeの組み合わせを解説するけれど、MakeCodeはWebブラウザ上で動くアプリなのでいろいろな環境で動作させることができます。
どんな組み合わせでMakeCodeが動作するかは公式サイトに書かれています。
micro:bitをPCに接続するにはどうするの?
まず最初に、micro:bit(マイクロビット)とPCをUSBケーブルで接続します。この手順を詳しく見ていきましょう。
1. USBケーブルを準備する
micro:bit(マイクロビット)をPCに接続するためには、USBケーブルが必要です。micro:bitには通常、購入時に付属のUSBケーブルが同梱されています。
このケーブルを使うのが最も簡単です。
しかし、もしケーブルを紛失してしまった場合でも心配ありません。一般的なマイクロUSBケーブルを使用すれば問題なく接続できます。
ケーブルを準備する際には、接続部分に損傷がないか確認し、正しく動作することを確認してください。
2. micro:bitとPCを接続する
USBケーブルの準備ができたら、次にmicro:bit(マイクロビット)とPCを接続します。USBケーブルの片方をmicro:bit(マイクロビット)のUSBポートに差し込み、もう片方をPCのUSBポートに差し込みます。このとき、正しく接続されるとmicro:bitのLEDが点灯します。
LEDが点灯しない場合は、ケーブルがしっかりと差し込まれているか確認してください。また、PCが新しいドライブとしてmicro:bit(マイクロビット)を認識することも確認ポイントの一つです。これでハードウェアの接続は完了です。
※付属品のUSBケーブルを使用した場合は大丈夫なのですが、市販されているUSBケーブルの中には充電専用品として販売されているものもあります。どうもPCとマイクロビットがうまく接続されないな。。。というときはケーブルを交換してみてください。
MakeCodeの画面上でmicro:bit(マイクロビット)を指定するには?
次に、MakeCodeの画面上で接続するmicro:bit(マイクロビット)を指定します。
ここからはウェブアプリのMakeCodeを使用します。
1. MakeCodeにアクセスする
まずは、ウェブブラウザを開き、MakeCode for microbitにアクセスします。このサイトは、Microsoftがmicro:bit用に提供する無料のプログラミング環境で、初心者でも簡単に使うことができます。
ウェブブラウザがインターネットに接続されていることを確認し、サイトにアクセスしてください。
2. 新しいプロジェクトを作成する
MakeCodeのサイトにアクセスしたら、次に「新しいプロジェクト」を作成します。
ホーム画面上にある「新しいプロジェクト」ボタンをクリックし、プロジェクト名を入力して「作成」ボタンを押します。
この作業により、新しいプログラムの編集画面が表示されます。プロジェクト名は自由に設定できますが、後でわかりやすい名前にすると便利です。
3. micro:bitを接続する
新しいプロジェクトが作成されたら、次にmicro:bit(マイクロビット)をMakeCodeに接続します。
画面右上にある「接続」ボタンをクリックします。
このボタンをクリックすると、ポップアップウィンドウが表示され、接続可能なデバイスの一覧が表示されます。ここで「micro:bitを選択」をクリックし、リストから接続したいmicro:bitを選びます。選択後、「接続」ボタンをクリックすると、MakeCodeとmicro:bitが接続されます。これでソフトウェアとハードウェアの接続が完了です。
具体的な接続手順を画像で解説!
では、具体的な接続手順を画像で解説していきます。各手順を確認しながら進めてくださいね。
1. USBケーブルの接続
まずは、USBケーブルを使ってmicro:bit(マイクロビット)とPCを接続します。この際に注意すべき点は、ケーブルがしっかりと差し込まれていることを確認することです。
接続が不完全だと、micro:bit(マイクロビット)が正しく認識されず、プログラムの転送ができません。micro:bitのUSBポートにケーブルを差し込み、次にPCのUSBポートにケーブルを差し込みます。正しく接続されると、micro:bit(マイクロビット)のLEDが点灯します。
このLEDが点灯しない場合は、ケーブルやポートの接続状態を再確認してください。
2. MakeCodeでのmicro:bit選択
次に、MakeCodeの画面上で接続するmicro:bit(マイクロビット)を指定します。
MakeCodeの画面右上にある歯車マークの中にある「デバイスを接続する」ボタンをクリックします。
すると、接続可能なデバイスの一覧が表示されるポップアップが表示されます。ここで「micro:bitを選択」をクリックし、リストから接続したいmicro:bitを選びます。
選択後、「接続」ボタンをクリックすると、MakeCodeとmicro:bit(マイクロビット)が接続されます。これで、MakeCodeを使ったプログラムの転送が可能になります。
※ micro:bitとの接続は、画面左下の「ダウンロードボタン」の横にある「…」からも行うことが可能です。
まとめ
以上が、MakeCodeでmicro:bitを接続する手順です。
一見簡単に見えるかもしれませんが、初めての方には少し難しいかもしれません。
しかし、一つ一つの手順を確認しながら進めていけば、必ず成功します。
特に初心者の方にとっては、USBケーブルの接続やMakeCodeでのデバイス選択の際に不安になることもあるでしょう。
でも大丈夫です。この記事を参考にすれば、安心して接続作業を行えます。
次回の記事では、いよいよMakeCodeを使って実際にプログラミングを始める方法について解説します。
MakeCodeの基本的な使い方から、簡単なプログラムの作成方法まで、詳しく説明しますのでお楽しみに!