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【入門編2-2】micro:bit(マイクロビット) の基本を学ぼう!基板に乗っている各部品とコネクタを解説!

micro:bit の基本を学ぼう!基板に乗っている各部品とコネクタを解説! micro:bit講座(入門編)
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micro:bit(マイクロビット)とは?

micro:bit(マイクロビット)は、プログラミングを学ぶための小さなマイクロコントローラーボードです。

イギリスのBBCが教育目的で開発し、小学生からでも簡単に使えるように設計されています。このガイドでは、micro:bit(マイクロビット)の各部品やコネクタ、スイッチ、LEDについて詳しく説明していきます。

micro:bit(マイクロビット)を使えば、子どもたちがプログラミングの基本を楽しく学べるだけでなく、創造力を高めることもできます。

micro:bit(マイクロビット)のバージョン

製造開始から一見何も変わっていないのでは?と思ってしまうmicro:bitですが。。。

実は少しずつバージョンアップしています。

もっとも大きな機能変更は、V1.5→V2への変更

  • マイクとスピーカーの追加
  • ロゴマークのタッチセンサー機能の追加
  • プロセッサーのパワーアップ

が行われました。

ちなみにV2の販売は2020年10月なので、現在市場で新品として販売されているmicro:bitは原則としてV2以降(最新版はV2.21)となります(古い在庫を持っているショップは別です)。

しかし、中古品の中には古いバージョンの物もありますので購入時はご注意ください

※この記事ではV2.21のmicro:bitを解説します。

micro:bit(マイクロビット)の基板にはどんな部品があるの?

プロセッサーは何をするの?

micro:bit(マイクロビット)の中心にはプロセッサーがあります。

これは、ボード上のすべての命令を実行する小さなコンピュータです。このプロセッサーが、あなたが書いたプログラムを実行し、他の部品と通信する役割を果たします。

プロセッサーは、計算やデータの処理、入力データの解釈、出力の制御など、micro:bitの全機能を管理しています。

例えば、センサーからのデータを読み取り、それに基づいてLEDディスプレイに表示を行ったり、モーターを動かしたりすることができます。

micro:bit プロセッサ

LEDディスプレイはどう使うの?

micro:bit(マイクロビット)の前面には25個の小さなLEDライトがあります。

このLEDディスプレイは、文字や絵、アニメーションを表示するために使われます。

プログラミングで簡単に制御できるので、初めてのプログラミングでも楽しく学べます。LEDディスプレイは、数字や文字を表示するだけでなく、簡単なアニメーションを作成することもできます。

例えば、ハートマークを点滅させたり、文字をスクロールさせたりすることができます。これにより、プログラミングの結果を視覚的に確認できるため、子どもたちの理解が深まります。

マイクロビットLED点灯

 

コネクタはどんな役割を果たすの?

エッジコネクタって何?

micro:bit(マイクロビット)の下部には、エッジコネクタと呼ばれる端子があります。

これらの端子は、外部のセンサーやデバイスと接続するために使用されます。

たとえば、モーターやスピーカーなどを接続して、さらに多くのプロジェクトを作成することができます。

エッジコネクタは、多様なピン配置を持っており、アナログ入力やデジタル出力電源供給など、さまざまな機能をサポートしています。

これにより、micro:bit(マイクロビット)は単なるプログラム可能なボードに留まらず、様々なデバイスと連携することで、より複雑で面白いプロジェクトを作成できるのです。

エッジコネクタ

USBコネクタはどう使うの?

micro:bit(マイクロビット)にはUSBコネクタもあり、これを使ってコンピュータと接続します。プログラムをmicro:bit(マイクロビット)に転送するためには、USBケーブルで接続する必要があります。

また、電源供給もこのUSBコネクタを通じて行われます。

USBコネクタを使えば、簡単にプログラムを書き込むことができ、プログラミングの学習がスムーズに進みます。

さらに、USB経由での電源供給により、安定した動作が可能になります。USBコネクタは、プログラムの書き込みだけでなく、データの送受信にも利用されるため、様々な応用が考えられます。

USBコネクタ

 

スイッチの役割とは?

ボタンAとボタンBは何に使うの?

micro:bit(マイクロビット)には、AボタンとBボタンという2つのボタンがあります。

これらのボタンは、プログラムの中でさまざまなアクションをトリガーするために使用されます。

たとえば、ボタンAを押すとLEDが点灯するようにプログラムすることができます。

これにより、ユーザーはプログラムの動作を直接操作できるため、インタラクティブなプロジェクトが可能になります。

ボタンAとボタンBは、押された回数や押し続けた時間を検出することもでき、複雑な入力操作を実現できます。

また、これらのボタンを使ってゲームを作成することもでき、プログラミングの楽しさを実感できます。

スイッチ

他にもいろいろな機能が載ってます。

micro:bit(マイクロビット)はとても小さな基板に機能をこれでもか!と詰め込んでいます。

いずれ詳しく解説しますので、今回は紹介だけしておきますね!

  • スピーカー:micro:bitで作曲をして音を鳴らすことができます。
  • マイク:周囲の音を拾うマイクがついています。音でmicro:bitをコントロールしたり騒音のセンサーとして使うことができます。
  • 加速度センサー:micro:bitの傾きや、揺さぶられたかどうかを調べることができます
  • 地磁気センサー:地球の磁力を検出します。
  • 通信アンテナ:micro:bit間や、パソコン、スマホとmicro:bit間の無線通信をすることができます。
  • バッテリー接続用のコネクタ:micro:bitをバッテリーで動かすためのコネクタです。アルカリ乾電池2本(3V)でmicro:bitを動かします。

 

結論

micro:bit(マイクロビット)にはたくさんの興味深い部品が詰まっており、それぞれが特定の役割を持っています。

これらの部品を理解し、うまく使いこなすことで、あなたのプログラミングスキルは確実に向上します。

次のステップでは、これらの部品を使った実際のプロジェクトの作成を順番に解説していきますよ!

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