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【入門編1-1】micro:bit (マイクロビット)とは?子どもたちのためのプログラミング入門!

マイクロビット micro:bit講座(入門編)
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1.はじめに

micro:bit(マイクロビット)とは・・・子どもたちにプログラミングを楽しく学ばせよう

プログラミングは、今や未来を創造するために欠かせないスキルとなっています。

そんなプログラミングを簡単に、そして楽しく学べるツールとして注目されているのが「micro:bit(マイクロビット)」です。この記事では、micro:bitとは何か、その魅力と基本的な使い方について詳しく紹介します。

micro:bit(マイクロビット)とは何か?

小さなコンピューター、無限の可能性

micro:bitは、2016年にBBCによって開発された、手のひらサイズのプログラマブルデバイスです。

教育目的で設計されており、子どもたちが簡単にプログラミングを学ぶことができます。micro:bitには、以下のような機能が搭載されています。

  • LEDディスプレイ:25個のLEDで文字や絵を表示できます。これにより、シンプルなアニメーションやメッセージを表示することができ、プログラムが正しく動作しているかどうかを視覚的に確認することができます。
  • ボタン:2つのプッシュボタンがあり、これを使ってユーザー入力を受け取ることができます。例えば、ゲームのスタートボタンやメニュー選択に使用することが可能です。
  • センサー:加速度センサー、磁力計、温度センサー、光センサーが内蔵されています。これにより、micro:bitは周囲の環境を感知し、データを記録することができます。これらのセンサーを使って、歩数計やデジタルコンパス、温度計など、様々なプロジェクトを実現できます。
  • 通信機能:Bluetoothや無線通信をサポートしており、他のデバイスとデータをやり取りすることができます。これにより、複数のmicro:bit(マイクロビット)を連携させて遊んだり、スマートフォンアプリと連携したプロジェクトを作成したりすることができます。

なぜmicro:bit(マイクロビット)が素晴らしいのか?

簡単に始められる

micro:bitは、初心者でも簡単に始められる設計になっています。

Microsoft MakeCode(メイクコード)やPythonエディターなど、ブロックベースやテキストベースのプログラミング環境が用意されており、自分のコードを簡単に書いて動かすことができます。

MakeCodeエディターでは、ドラッグアンドドロップでブロックを組み合わせてプログラムを作成するため、プログラミングの基本的な概念を視覚的に学ぶことができます。

また、Pythonエディターを使用することで、テキストベースのコードを書く練習ができます。

これにより、より高度なプログラミングスキルを習得することができ、将来的に他のプログラミング言語に移行する際にも役立ちます。

創造力を刺激する

micro:bit(マイクロビット)を使うことで、子どもたちは自分のアイデアを形にする楽しさを味わうことができます。

LEDで絵を描いたり、センサーを使って自分だけのゲームや実験を作ったりすることができるため、学びながら創造力を伸ばすことができます。

例えば、micro:bit(マイクロビット)を使って簡単なロボットを作り、そのロボットにさまざまな動きをさせることができます。

このように、プログラミングを通じて物理的な世界とデジタルの世界を結びつけることができるのが、micro:bitの大きな魅力です。

さらに、micro:bitは多くの拡張機能やアクセサリと連携することができるため、プロジェクトの可能性は無限大です。

例えば、音楽を作成するためのスピーカーや、外部センサーを接続して環境データをより詳細に記録するためのモジュールなどがあります。

これらを活用することで、より複雑で高度なプロジェクトに挑戦することができます。

micro:bit(マイクロビット)基本的な使い方

最初の一歩

micro:bitを始めるためには、まずデバイスを用意しましょう。

micro:bit本体、USBケーブル、バッテリーパックが基本セットに含まれています。

デバイスをパソコンに接続し、公式サイトからプログラミング環境を設定します。

公式サイトでは、初心者向けのチュートリアルやプロジェクト例が豊富に揃っているため、初めてでも安心して始められます。

また、micro:bit(マイクロビット)はさまざまなデバイスと互換性があり、Windows、MacOS、iOS、Androidなど、ほとんどのプラットフォームで使用することができます。

これにより、自宅のパソコンだけでなく、学校のコンピュータ教室やタブレットでも活用することが可能です。

コードを書いて実行する

MakeCode(メイクコード)エディターを使うと、ブロックを組み合わせて簡単にプログラムを作成できます。

例えば、LEDディスプレイにハートマークを表示するプログラムを作ってみましょう。

以下のようなブロックを使います。

  1. 基本ブロック:表示するための「show LEDs」ブロック
  2. 入力ブロック:ボタンを押したときに動作する「on button pressed」ブロック

これらのブロックを組み合わせることで、ボタンを押すとハートマークが表示されるプログラムが完成します。

Pythonエディターを使用する場合は、以下のようなコードを書きます。

from microbit import *
while True:
if button_a.is_pressed():
display.show(Image.HEART)
else:
display.clear()

このコードは、ボタンAが押されたときにハートマークを表示し、離されたときに消すという動作をします。

テキストベースのプログラミングに慣れることで、より複雑なロジックやアルゴリズムを実装できるようになります。

プロジェクトのアイデア

micro:bit(マイクロビット)を使ったプロジェクトは無限にあります。以下はその一例です。

  • ステップカウンター:加速度センサーを使って歩数をカウントするプロジェクトです。毎日の歩数を記録し、健康管理に役立てることができます。例えば、1日に何歩歩いたかを記録し、家族や友達と歩数を競うゲームを作ることもできます。
  • デジタルサイコロ:振るとランダムな数字が表示されるサイコロを作成します。このプロジェクトでは、加速度センサーを使って振動を検知し、1から6までのランダムな数を表示します。ゲームや学習活動に活用できるでしょう。
  • 環境モニタリング:温度センサーや光センサーを使って周囲の環境を記録するプロジェクトです。気温の変化を記録し、グラフに表示したり、光の強さを測定して植物の成長に役立てることができます。このプロジェクトを通じて、科学的なデータ収集と分析の基礎を学ぶことができます【9†source】【10†source】。

さらに、micro:bit(マイクロビット)はネットワーク機能を活用して、他のデバイスと連携することもできます。

例えば、Bluetoothを使ってスマートフォンと接続し、遠隔操作やデータの送受信を行うことができます。このように、micro:bit(マイクロビット)を使ったプロジェクトは子どもたちの創造力を刺激し、実世界の問題解決に役立つスキルを育てる素晴らしい機会を提供します。

まとめ

micro:bit(マイクロビット)は、プログラミングを楽しく学ぶための素晴らしいツールです。

簡単に始められ、多彩な機能を使って創造的なプロジェクトを作成できるため、子どもたちの学びを深めるのに最適です。

この記事を参考に、ぜひmicro:bitでプログラミングの世界を探検してみてください!

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