ドレミファインバーターとは?
こんにちは、みんな!今回はmicro:bitを使って、ちょっと面白い音を再現してみましょう。
京浜急行電鉄などで走っている列車の音、ドレミファインバーターを聞いたことがありますか?
この音は、列車が動き出すときに鳴る音で、なんだか楽器のようにドレミファと音が上がっていくんです。
この音は、まるで列車が「さあ、出発するよ!」と言っているような感じがして、とても楽しいんですよ。
ドレミファインバーターは、列車が速度を上げる際にインバーター(モーターを制御する装置)が発する独特の音です。
この音を聞くと、子供だけでなく大人もワクワクしてしまいますね。今回は、このユニークな音をmicro:bitで再現してみましょう!
どうしてドレミファインバーターを再現するの?
実は最近、プラレールをmicro:bitでコントロールするというアイデアを試していました。その中で、列車が動き出すときにドレミファインバーターの音を出すと、よりリアルで楽しいなと思ったんです。
プラレールとmicro:bitの組み合わせは、単なるおもちゃ遊びを超えて、プログラミングと電子工学の基本を学ぶ素晴らしい方法です。
プラレールの列車が動き出すときに、あの独特なドレミファインバーターの音が鳴ると、まるで本物の列車を操作しているかのような気分になりますよね。
このリアリティを追求するために、micro:bitでこの音を再現することに挑戦しました。
どんなブロックを使うの?
今回使うのは、makecodeのブロックエディターです。makecodeのブロックエディターは、直感的にプログラムを組むことができる素晴らしいツールで、特に初心者や子供にとって使いやすいです。
音の高さと長さを細かく指定できる「鳴らす」ブロックを使います。
このブロックでは、シャープやフラットも使えるし、低い音から高い音まで3オクターブの音を指定できます。これにより、複雑なメロディや効果音を簡単に作成することができます。
ブロックエディターを使うことで、プログラムの視覚的な理解が深まり、プログラミングの概念を自然と身につけることができます。また、音を鳴らすブロックを使うことで、音楽の基礎知識も学ぶことができ、一石二鳥です!
プログラムの流れは?
それでは、実際にプログラムを作ってみましょう。以下の音を再現します:
- 真ん中のファ 1/2拍
- 真ん中のソ 1/4拍
- 真ん中のラ 1/4拍
- 真ん中のラ# 1/4拍
- 上のド 1/4拍
- 上のレ 1/4拍
- 上のレ# 1/4拍
- 上のファ 1/4拍
- 上のソ 4拍 (長く)
この順番に音を鳴らすことで、ドレミファインバーターの音を再現できます。それぞれの音の長さと高さをしっかりと指定することで、リアルな音に近づけることができますよ。
ただし、実際にこの通りプログラミングをしてみたのですが。。微調整を繰り返せばもっと実物に近い感じになりそうです!ぜひ、これで完成!って思わずにもっともっと本物に近づけてみてください。
プログラムを作ってみよう!
- 真ん中のファを鳴らす
- ブロックエディターで「音符を鳴らす」ブロックを選び、音符を「ファ」に設定します。
- 長さは「1/2拍」に設定しましょう。この設定により、最初の音が少し長めに鳴り、次の音へのつなぎがスムーズになります。
- 真ん中のソを鳴らす
- 同じく「音符を鳴らす」ブロックを追加し、音符を「ソ」に設定します。
- 長さは「1/4拍」です。
- 真ん中のラを鳴らす
- 次に「ラ」を1/4拍で鳴らします。
- 真ん中のラ#を鳴らす
- 「ラ#」を1/4拍で鳴らします。
- 上のドを鳴らす
- 「ド」を1/4拍で鳴らします。
- 上のレを鳴らす
- 「レ」を1/4拍で鳴らします。次の音への橋渡しとなる重要な音です。
- 上のレ#を鳴らす
- 「レ#」を1/4拍で鳴らします。
- 上のファを鳴らす
- 「ファ」を1/4拍で鳴らします。
- 上のソを長く鳴らす
- 最後に「ソ」を4拍で長く鳴らしましょう。この音の後をどうするか考えてみるのも面白いですね!
実際に試してみよう!
プログラムを完成させたら、micro:bitに転送して実際に音を鳴らしてみましょう。
列車が動き出すときのドレミファインバーターの音が再現できたら成功です!
このプログラムを使えば、友達や家族に驚きと楽しさを提供することができます。音楽の知識を深めるだけでなく、プログラミングのスキルも向上しますよ。